『空き家になる前の空き家対策』

こんにちは!香取市地域おこし協力隊クマです。
私にぴったりな本を見つけたので、今日はこちらを読みました!

『空き家になる前の空き家対策』(著:氏原岳人・石田信治・織田恭平)

 本書は、空き家になった後にどうするかではなく、空き家になる前にどう対策していくかがメインに書かれています。
私は将来は相続等を扱う法律家(司法書士)になりたいので、「空き家活用」の中でも、本書のような「空き家になる前の対策」に特に関心があります。

 行政は空き家対策として、「空き家バンク」等の事業を空き家対策として行なっていますが、空き家は一度放置されてしまうと劣化が早く進み、活用へのハードルが高い状態なってしまいます。
 その一方で、現状で住まれている方に対する啓発は十分に行えていないことが多いです。(行政の立場としては、他人の財産について積極的に介入すべきではありませんし、危険な空き家の対処が最優先になることは仕方がないことだと思います。)

 本書ではまず、「空き家にさせない3つキホン」として、
(1)所有者が相続人を決めておくこと
(2)不動産相続の共有はなるべく避けること
(3)早めに専門家や専門業者に相談すること

 を挙げています。
 そして、それら3つのキホンの実践としての活動事例が、実施手順から効果まで紹介されています。

 その中でも私が特に参考したいと思ったことは、地区ごとの小さい単位で活動をしていき、その効果を確認するという手法です。
 香取市も広いため、全域的な実践活動を行うことは大変な労力がかかり時間もかかります。その場合、あまりうまくいかなかった場合の損失が大きくなってしまいます。
 しかし、地区単位で区切って効果を確かめながら活動を行えば比較的素早く行うことができます。啓発のチラシを作成して配布するにも、地区単位ならポスティングすることすら可能です。リスクを抑えてトライ&エラーを繰り返し、その中で成功したものを香取市全域としての空き家対策事業として行うようにすれば、より効果的な空き家対策ができると思いました。

 本書でも多く述べられていますが、私も所有者の方が早期にご自宅の将来をどうするのかの啓発が重要だと考えています。所有者の方が、ご家族等とご自宅の将来のことを話し合うきっかけはどのようにつくられるのか。

 協力隊活動を通じて、私ももっと研究しながら、香取市の空き家を減らせればと思います。



◆過去の記事は下記リンクにあります↓


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